
奥田政行 著
定価:本体1,650円(税込)
マガジンハウス |
山形県庄内。私が生まれたこの地に、「アル・ケッチァーノ」というイタリアンレストランを開いて9年が経ちました。開店以来、地産地消とかオーガニックなどという言葉が一般的になるずっと前から、ただひたすら、信頼のおける庄内の作り手の食材にこだわって料理をし続けています。
私がレストランで使う食材は、ほとんどすべて、店から半径30km以内のところで、自分の手で調達します。「アル・ケッチァーノ」というのは庄内弁で“(ここに全部)あるからね”という意味です。わざわざ遠くから取り寄せなくても、最高においしい食材がここにある。そんな意味を込めて名付けました。それを使った「アル・ケッチァーノ」の料理とはどんなものなのか、少しずつお話ししていきたいと思います。
(本書より抜粋)
[レシピ]
・ワラサと月の雫の塩
・月山筍と生ハム巻きフリット
・冷たいトマトのカッペリーニと
うちのヤギのフレッシュチーズ
・赤ねぎとハタハタの湯あげ
・丸山さんの羊のローストとタイムのブロード
で煮たナス
などを掲載
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