ABOUT US

私たちの物語

在来野菜や魚介など、旬の地元産こだわりの食材を使用した数々のメニューを考案し提供してきた
オーナーシェフ奥田の原点となった素材料理のイタリアンの店

庄内には季節を追って二十四の風が吹く
私は食材の掛け合わせと塩だけで
その風の香りを皿の上に起こしています

Twenty-four types of winds pass through the TSURUOKA region.
With just ingredients and salt,
I deliver the fragrances of these winds to the dishes.

山と海と広い大地の真ん中にアル・ケッチァーノはあります
在来作物と伝統食に育まれた豊かな食文化がある庄内地方
その中にある私の地元鶴岡市は、ユネスコ食文化創造都市です

Al-che-cciano lies in the middle of the vast area of land surrounded by the mountains and the sea.
The SHONAI region has a rich food culture, using many traditional indigenous crops in the local cuisine to create exquisite dishes.
My hometown Tsuruoka, located in the south of SHONAI, is listed as a UNESCO creative city of gastronomy.

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シェフの視点

食材の持ち味と香りを最大限に生かすために、加熱と塩だけで料理する。味に奥行きをもたらすのは食材と食材の掛け合わせ。
食材同士が出会い響き合う、その出会いから生まれる新たな味をお皿というステージで表現する。
それが奥田メソッドです。

MESSAGE

オーナーシェフ奥田政行

私が生まれ、今も暮らす庄内地方には、海・山・川・平野すべてが狭いところに揃っています。
澄んだ空気、輝く光、美しい水、豊かな土壌に恵まれ、そして人々の熱い思いに支えられて、味わい深いさまざまな食材が生まれています。
私たちはそれら食材の、ひとつひとつが持つ小さなつぶやきに耳を傾け、持ち味を最大限に生かす。 新鮮、シンプル、スピーディー調理を心掛けながら、皆さまの身体と心に足を感じていただける料理を、ご提供したいと思っています。

PROFILE

  • 1969年12月山形県鶴岡市生まれ。地元高校を卒業後に上京しイタリア料理、フランス料理、純フランス菓子、イタリアンジェラートを修業。帰郷後、農家レストラン・ホテルにて料理長を歴任
  • 2000年在来野菜など旬の地元産こだわり食材を使った現在の店「アル・ケッチァーノ」を鶴岡市に独立開業。
    その後地産地消のフラッグシップとなる

店舗営業の傍ら、 2003 年の酒田調理師専門学校において食材論講師を 3 年務める。
講師としての活動は、浜松光産業創成大学大学院・鈴鹿医療科学大学・新潟食料農業大学大学院で客員教授として、若手の育成に取り組む。また全日本・食学会の理事も務める

  • 2004年山形県庄内支庁より庄内の食材を全国に広める「食の都庄内」親善大使に任命。
    イタリア アルチェヴィア ピテッキオ城にてアルケフェア開催
  • 2006年イタリア スローフード協会国際本部主催「テッラ・マードレ 2006」で、世界の料理人 1000 人に選出される。
    アメリカ ポートランド ヒースマンホテルにてフェアー開催
  • 2007年ドルチェの店イル・ケッチァーノをオープン。イタリア カネッリにてフェアーを開催
  • 2008年庄内浜文化伝道師マイスターに任命
  • 2009年銀座の山形県アンテナショップの 2 階に「ヤマガタサンダンデロ」をオープン。
    スペイン サン・セバスチャン・フードガストロノミカ開催。全国各地からプロデュース依頼が殺到する。

現在のプロデュース店は東北・関東・近畿・中国・九州地方まで複合商業施設やホテル内にあります。

海外フェアーは、イタリア テッラ・マードレ 2010 ファイナルディナー担当。スイス ダボス会議「Japan Night 2012」に於いて総料理監修を務めるなど、各国のお城やホテルレストランに招かれてフェアー活動や、食の博覧会、展示会などで料理を振る舞う
2014 年には鶴岡市のユネスコ創造都市ネットワーク食文化部門での認定に貢献。

<主な受賞歴や謁見>

  • 2009年鶴岡市農業発展奨励賞。
  • 2010年第 1 回フード・アクション・ニッポン アワード 2009「コミュ二ケーション・啓発部門」優秀賞
    第 1 回「辻静雄食文化賞」。第 1 回農林水産省料理マスターズ受賞
  • 2011年スペイン サンセバスチャン美食祭り世界大会/在スペイン日本大使館にて「日本食」料理担当、安全性をアピール
  • 2012年山形県産業賞。山形新聞 3P 賞の「平和賞」を受賞
    ローマ法王ベネディクト 16 世謁見、東北の食材をお渡しする。ダライラマ 14 世と謁見 「つや姫」を食していただく
  • 2015年鶴岡市市政功労賞を受賞
  • 2016年天皇皇后両陛下に「第 36 回全国豊かな海づくり大会」においてメッセージを発表
  • 2018年農水省地産地消優良表彰
  • 2020年日本の食文化の振興に大きく貢献した事が評価され「文化庁長官表彰」を受賞
  • 2021年日本酒を世界へ広める活動をしてきた事で日本酒造組合より酒サムライに任命
  • 2023年世界的美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ 2023」にてテロワール賞を受賞

出版書籍の受賞歴もあり、近年は 『パスタの新しいゆで方 ゆで論』がグルマン世界料理本大賞 2022 で 2 部門受賞し、「シングル・サブジェクト部門」ではグランプリを受賞